北村武資の着物買取について

北村武資は重要無形文化財保持者で、経錦や羅は重要無形文化財に指定されており、それ以外の作品も人気があるので高価格での買取がされています。
証書や共箱などの付属品が揃っているとさらに買取の査定評価はプラスされます。

 

北村武資は、昭和10年に生まれの京都出身で、昭和後期から平成にかけて染織作家として活躍しました。
伝統技法で難易度の高い文様を着物に織り込み、2度の人間国宝を受賞した着物作家です。

 

中学を卒業した北村武資は、西陣で修業をして技術習得をして30歳頃に頭角をあらわします。
人間国宝は、羅の技術で受賞し、2000年に経錦の技術によって受賞しています。
羅や経錦の作品は精微な技術を使い、破綻していない織物やセンスのある色彩感覚が特徴的で、作品に品格があるのも優れた点です。
羅や経錦だけではなく、織物の基本は機をコントロールすることが大切と信じて染め物と織物を追求した作家でもあります。
経糸と緯糸がどのタイミングで交わるか等の間合いを大切にし、間合いによって模様が生み出されるため、どのように構築するかで織物の質が決まるというのも北村武資の考え方です。

 

羅は古墳時代の前後に中国に伝わった技術のひとつで経糸を絡めた瞬間に緯糸を通すという、とても繊細な技術が求められ、絽や紗と同じように夏物として知られています。
羅は次第に紗に変わられたものを北村武資が復元したものです。
経錦は経糸のみを使った織物で、三本の色糸を使った三重経は、織ることが難しいため奈良時代以降は緯綿が主流となりましたが、その細かい技術を復元したのが北村武資です。
北村武資の帯にみられる繊細さと上品さは復元というだけではなく、落ち着いた美しさが魅力のものです。

 

北村武資は、長い創作活動の中で、織物を組織としてとらえてミクロとマクロの視点で把握しました。
羅などは古代の技法を受け継いだ古代織ですが、常に新しい世界を追い求めて今も活躍しています。
昔ながらの古代織から現代風のモダンなタイプまで幅広く織られた作品は多くの人々に人気が高いです。
オリジナリティのあるデザインで、織技を極め究極の逸品と言っても過言ではありません。
京都の工房からは毎月新作を発表し、数は少なく希少価値は高いのですが、新作を店頭で見る事ができるのも嬉しいものです。

 

北村武資は現役で活躍している作家であり、毎月新作を発表しています。
人間国宝ということもあり、多少シミや汚れがあっても高額査定は期待できます。
北村武資の帯は高額査定され買取相場は高いです。
特に北村武資の帯は非常に人気で、市場に出回る数も少ないため市場価値が高いのも理由のひとつです。
1つ1つ丁寧に織られている北村武資の帯は品質を証明する証紙があると買取では高額査定されやすくなります。
100万円相当の袋帯は買取相場は20万円程度なので買取相場は購入額の5分の1を目安と考えると良いです。
状態が良好で新品に近いものであるかを事前に確認して、シミや汚れ、破れなどがある場合には買取金額がつきにくいため注意します。

 

リサイクルショップや古着屋などでも買取を行っている場合がありますが、北村武資の作品のような高級な着物の買取には適していません。
古着屋などでは買取後の販売では需要が殆どないため、低価格で引き取られる可能性が高いです。

 

着物の本当の価値は素人にはわからないため、北村武資の着物の買取を希望する場合には、買取専門店に鑑定を依頼すると良い選択です。
着物買取専門店であれば作品に精通したプロの査定員によって価値を判断することが可能です。
高級というだけではなく、価値の高い物の買取はそれに精通する専門家によって1点1点丁寧に査定ができる買取業者にお願いすると安心です。