着物買取でのトラブルにはどんなものがあるの?

着物買取で気を付けたいのは、買取りにまつわるトラブルです。
店舗を構えた買取店なら安心できますが、問題になっているのは悪徳業者による電話勧誘です。
悪質な買取の手口には次のような例があります。
ある日「不要な着物はありませんか?もしあれば訪問査定をして買い取りたいのですが。」といった内容の電話がかかってきます。
ちょうど不要な着物があって訪問査定を依頼すると、「貴金属などもついでに査定しますよ」と言って持っている貴金属を見せるように促し、着物と一緒に相場よりも安い価格で買取るという訳です。
こうした営業トークでは、査定をした品物の価値が低いように思わせる発言をすることがあり、さらに酷い悪徳業者になると、半ばおどしのような言葉を投げかけて、売る気がなかった着物や貴金属を無理やり買取りしていきます。

 

初めて出会った人に高価な貴金属を見せるはずはないと思うかもしれませんが、着物の査定をしている間に服装やインテリアの趣味を褒められると、つい自慢の貴金属を見せたくなってしまうことがあります。
そして、自分が所持している貴金属にどのくらいの価値があるのか知りたいという気持ちがわいてくるので、査定だけならと思い悪徳業者の誘いに乗ってしまうのです。

 

悪徳業者のターゲットになりやすいのは、高齢者や一人暮らしの女性です。
電話勧誘をした人が女性だったので安心してたら男性の査定員が来たというケースもあり、始めは和やかに査定をしているのですっかり安心してしまいますが、目当ての品を見つけると、考える隙を与えないほど素早く買取り手続きを済ませてしまいます。
後から心配になって買取相場を調べてみると極端に安く買取られていた、というトラブルは多々あるので、騙されないように気をつけましょう。

 

このような手口は全国的に広まっていて、電話勧誘だけでなくネット査定による申し込みも注意が必要です。
消費生活センターに寄せられるクーリング・オフの相談件数は、年々増加する傾向にあります。
以前はこうした訪問買取りは特定商取引法が適用されなかったため、一度買取りが成立してしまうとクーリング・オフができなかったのですが、悪徳業者による訪問査定の被害が急増したため、平成24年に法律が改正されて訪問買取による被害でもクーリング・オフができるようになりました。

 

ですから、もし被害にあってしまった場合は、速やかに消費生活センターに相談しましょう。
クーリング・オフができる期間は8日以内なので、買取の金額に納得がいかない場合や売りたくなかった着物や、貴金属を無理やり買取られた場合には、早めに手続きをすることをお勧めします。

 

着物買取でトラブルに巻き込まれないようにするためには、電話勧誘には乗らずに信頼のおける専門店に依頼することです。
専門の知識を持った査定員がいる買取店なら、着物の品質や状態を踏まえて適正な価格を出してくれます。

 

しかし買取りの相場が分からないと、提示された金額が適正かどうか判断できないので、できればネットで相場を調べておくと買取ってもらう時の参考になります。
ちなみに高額査定が出やすい着物は、伝統工芸品や人気作家が手掛けた作品、使用頻度が少なくて綺麗な着物、丈が長い着物等です。
正絹でも変色して傷んでいる物やサイズが小さすぎる物などは、本来は高価な着物だとしても価値が低くなってしまうので、査定金額はそれほど高くなりません。
状態が悪ければ査定価格は上がらないのは当然なので、思っていた金額よりも低かったとしても、それは悪徳業者の仕業ではありません。

 

信用できる着物買取専門店を選ぶポイントは、過去に買取りしていた着物とその価格を表示していたり、電話やメールで問い合わせをした時に対応が良いことです。
その店を利用したことがある人の口コミを調べてみることも、トラブルを避けるための手段になります。

 

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