着物、羽織のマナー

羽織と和装コートは違います。
和装コートは室内に入るときに脱がなくてはいけませんが、羽織は室内での着用が許されます。
しかし略礼装で羽織を着ているときには、親しい間柄であればかまいませんが、基本的には脱ぐのが良いでしょう。
また、お茶会での羽織の着用はいただけません。

 

最近では羽織が和装のオシャレ要素として用いられているので、略礼装時以外は室内に入ったときにはコート同様に扱うのが無難です。
つまり、女性の羽織は略式であることが分かりますね。
脱いだ羽織はハンガーに吊るさずに、袖を合わせて袖畳みにして、風呂敷などに包んでおくのがスマートです。

 

羽織と着物は、色か柄で組み合わせます。
色や配色だけではなく、格や雰囲気などでバランスを考えることが大切です。
色の濃淡で合わせると無難な印象になり、淡色同士では上品な雰囲気になります。
また、濃い色同士で合わせると個性的な印象が強く、同系色の濃淡は洋服感覚の『イマドキ』の雰囲気を感じるでしょう。
柄で合わせる場合、着物と羽織を同じ柄で統一すると甲乙つけられず、組合せとしては好ましくありません。
柄の大きさであれば、着物が大きな柄なら羽織は小紋柄など、着物と羽織の柄の大きさを反対にするとスッキリした好印象になります。
簡単な合わせ方のポイントとして、着物と羽織の雰囲気を統一することも大切ですね。
古典柄と現代風のモダン柄では合いません。
古典柄は古典柄同士、現代風モダン柄にはモダン柄同士が合います。

 

さらに、羽織の紐も重要ですね。
脇役とは言え、羽織の調和や位置などに気配りしてください。
位置は、帯締めと帯揚げの間、或いは羽織を着た時に帯幅の1/3あたりの位置とし、帯揚げ・帯締めとの調和を考えましょう。

 

羽織の丈は、身長の1/2を基準として、一般的には身長の1/2+2〜4cm、紋付羽織では身長の1/2+4〜6cmが目安です。
裄は着物の裄より0.5cm長く、袖丈は着物の袖丈より1〜2cm短く仕立てます。
年齢や体型、好みなど、或いは材質や流行りなどによっても多少変化が出ます。

 

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