コートの種類、道中着・雨コート・晴着用のコート

洋服にも用途によっていろいろなコートや上着があるように、和装コートにもいろいろな種類があります。

 

例えば道中着は、オシャレコートとして普段着に気軽に羽織ります。
衿は道行衿でなく、裾に向かって広くなるバチ衿風になっています。
表地にちりめんや紬を使い、好みの着尺地で仕立てます。
ただし、礼装には用いることはできません。

 

雨の日には雨コートを用います。
雨コートは雨や泥はねから着物を保護するすっぽり包む対丈になっています。
生地は、絹・木綿・化繊などが多く、絹に撥水や防水の加工したものが一般的です。
また、紬や唐桟などの好みの生地を防水加工すれば、雨コートとして使用することが可能です。
雨コートには夏用もあり、透けた夏素材で6月〜9月頃まで使用します。
通気性が良くて乾きが早いもの、細い糸で織られたもの、色移りしないもの、シワになりにくいものが良いですね。

 

晴着を着るときには、晴着用のコートを用います。
晴着用のコートは、衿元をスッキリ見せ着物を引き立たせるデザインになっています。
道行衿で、生地や染は凝っている絵羽コートなどがあります。
晴着の上にコートを着ると見えるのは裾だけです。
裾の模様を生かす形でなければ、晴着のコートは意味がないと言っても過言ではありません。
一般的に、おとなしめの無地感覚のものや、刺繍やぼかし程度の細工ものが合いますね。
裾の模様がおとなしい着物には、華やかなコートが良く合いますね。
豪華な刺繍や絵羽コート、手描き友禅などが良いでしょう。

 

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