着物の香り、匂い袋

着物美人とすれ違う時、良い香りが漂ってきたという経験はありませんか。
着物を着たときの香りは、香水やオーデコロンはいただけません。
お香のかおりがほのかに匂い、すれ違いざまに漂う程度が理想的ですね。
香りを上手に使えるようになると、オシャレ上級者と言えるのではないでしょうか。

 

お香は、白檀・丁香・伽羅・沈香などの天然香木の香りで、ほかにも樹木の皮や葉・根などの粉末や、乳香や安息香などの樹脂、動物性の麝香や竜涎香などもあります。
香は、古い歴史があり、紀元前3000年前のメソポタミア文明での確認がされており、日本では源氏物語の中で衣服に香を焚き込む平安貴族が描かれています。
お香と和の文化とのつながりは、非常に古く深いものであると感じますね。

 

扇子などにして香りを楽しむ天然香木は大変香りが強く、携帯してその効果を楽しみます。
お香は焚いて使用する焼香、いわゆる「香を焚く」というものと、塗香と言って直接体に塗るお香があります。
体臭や室内の臭いを防ぎ、さらに不浄を払って清浄する効果もあるとも言われています。

 

着物を着るときには、香を小さな袋に収めた匂い袋を忍ばせると、漂うほどの良い香りを楽しむことができます。
また、香り袋は虫除けや汗のにおいを防ぐ効果があり、さらには防虫防湿効果で着物と一緒にタンスに入れておくと香りが着物に付いて良いですね。

 

あまりに量が多くなると、咽るほどの匂いが主張してしまいますので、上手に加減して使うようにすると良いですね。

 

>>着物を高く売る方法とは?損をしない着物買取査定!