着物について@記事一覧

 

着物は、世界に誇る「日本の伝統文化」です。現代の日本では日常的に洋服を着ている方が多くなりましたが、かつては今の洋服のように普段使いされ、日常で着るのが普通でした。最近では、特別な時の正装や盛装として着物を用いる方もだんだん減ってきているようですね。40〜50年前には、学校の入学式や卒業式の保護者や、招かれた結婚式などにも着物を着て出席する方はたくさんいらっしゃいました。いま、もしも普段使いで着物...

 
 

着物は世界に誇れる「日本の伝統文化」です。現在の着物のような形になったのは、平安時代の小袖が始まりです。着物の語源は『着るもの』で、単に衣服を指したものでしたが、現在では着物と言えば「和服」のことを指しますね。では、衣服が着物に変化していく過程を、時代を追って見てみましょう。縄文時代この時代は暑さ寒さをしのいだり、雨風や外的から身を守るために、狩猟で手に入れた獣の皮や魚の皮、鳥の羽や木の皮などを身...

 
 

夏の和服と言えば、浴衣や甚平を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。浴衣や甚平は、現在も気軽に着ている方が多いですね。洋服に夏用があるように、着物にも夏用の素材があります。夏の着物は着ている人はもちろんのこと、見た目にも涼しいものになっています。汗をかく時期ですので、肌触りも重要ですね。絽「ろ」と読みます。夏の生地としては、最もポピュラーです。長襦袢をはじめ、留袖、訪問着、付け下げ、喪服、色無...

 
 

木綿の着物は、日常着や仕事着とかつて重宝されていましたが、最近はちょっとしたお出掛けや普段のおしゃれとして着ている方が多いようです。紬より民芸的な雰囲気で、ざっくりした風合いは年齢問わず着やすいのではないでしょうか。福岡県の久留米がすり、鳥取県の弓ケ浜がすり、岡山県の作州がすり、愛媛県の伊予がすりなどが有名ですね。その魅力は、藍染めに白のかすりの美しさにあります。木綿ではありますが浴衣とは違い、お...

 
 

浴衣は、単衣仕立ての麻の着物で、もともとは入浴時に着用したと言われている「湯帷子(ゆかたびら)」が由来になっています。その後、湯上りに着る寛ぎ着衣として親しまれ、現在の浴衣のような使い方になったと言われています。浴衣の藍染は、中型の型紙を用いて染めたことから、別名「中型」とも呼ばれています。最近は、昔からあるような天然素材を用いた藍染めのほかにも、化学染料で様々な柄を描いたカラフルで鮮やかな浴衣も...

 
 

着物は世界に誇る日本の伝統文化ですね。着物の伝統を守りつつ、手軽に着物を楽しむ文化も発展し、化繊の着物が増えました。近年、化学繊維の技術は進み、着物の生地として多用化され、ニュー着物という言葉が生まれました。では、元々着物に最も多く用いられていた生地が何だか分かりますか?着物や帯は、ほとんどが絹でできており、中には木綿も物もありましたが、化繊の着物がいかに斬新だったかお分かりいただけるでしょうか。...

 
 

ウールの着物は、1年を通して単位で着用します。丸洗いもできシワにもなりにくいので手入れも簡単で、経済的な着物です。また、ウールは「シルクウール」「化繊と混紡のウール」などあり、染めや絣など、色、柄、種類も大変豊富です。そしてウールは、冬でも単衣仕立てです。普段着として使用されており、手入れが楽ですし、軽くて動きやすくできています。また、昔からほつれや傷みを繕いながら着回す日常着ですので、単衣にする...

 
 

紬の着物は普段着という位置づけです。普段着の中では、旅行や買い物に着用する着物で、とても生地がしっかりしている着物です。近年は紬の訪問着も見かけることがありますが、結婚式などの正式な場所での着用はふさわしくありません。紬は普段着ではありますが、とても高価です。ある意味、非常に贅沢な着物ですね。結城紬茨城県結城市で作られている結城紬は、居坐機で織られており、技術・値段ともに最高級品で、重要無形文化財...

 
 

付け下げ小紋と小紋は、それぞれ別のものです。ここではふたつを比較して、それぞれについてお話ししましょう。付け下げ小紋は別名、着尺付下げとも呼ばれており、小紋は別名、着尺とも呼ばれています。小紋は、端から端まで反物全体に繰り返し模様が付けられています。全体に統一感があり、無地に近い江戸小紋や個性的で独特な色使いをしたオシャレな小紋など、さまざまです。合わせる帯によって、カジュアルにも華やかにも、品格...

 
 

洋服に衣替えがあるように、着物にも「衣更え」があります。四季に合わせて素材や織りを選び、裏地を付けたり重ね着をしたり、これもまた着物の楽しみのひとつですね。寒い時期の着物(10月〜5月)この時期は、袷仕立ての着物を着ます。袷は「あわせ」と読みます。袷とは、裏地が付いている着物のことを指し、さらに寒い時期は着物の上に羽織を着ます。羽織は4月の中ごろには着なくなりますが、寒い地域ではその限りではありま...

 
 

着物の生地は元々は絹でした。現在ではウールや化繊などもあり、非常に手軽になりましたね。また、染もいろいろです。染によって趣きが変わり、それぞれの魅力があります。ここでは、染の種類についてお話ししましょう。友禅筆で模様を彩色し、防染して刷毛を引いて引き染めします。江戸時代の初期、宮崎友禅斎が始めた染法で、産地は京都・加賀・東京・十日町などです。江戸小紋小紋というのは、元々小さい模様という意味です。一...

 
 

着物を着るとき、帯に種類があることを知って驚く方は、実は少なくありません。「帯は色や柄を選べばいいだけ」と思っている方は、珍しくないのです。帯は、合わせる着物によって違いますし、長さも様々です。ここでは、帯について少し説明します。帯にも男性用と女性用があり、また、帯の種類によって長さや幅も異なります。女性用丸帯長さは1丈8寸(409cm)、幅は1尺8寸(69cm)です。振袖や留袖に合わせます。袋帯...

 
 

着物を着たときの正式なマナーは、最近ではあまり重視されなくなっていますね。現代に合わせた着方やマナーで、着物が浸透しているのも事実です。ただし、やはり着物を着ているということを意識した振る舞いをすることは大切なことです。元々、着物を着たときのアクセサリーは、指輪程度でした。結婚指輪やきちんとした宝石の指輪など、華やかな席にはとても似合いますね。最近はピアスやイヤリングを付ける人もいらっしゃいますが...

 
 

着物を着たときの正式なマナーは、最近ではあまり重視されなくなっていますね。現代に合わせた着方やマナーで、着物が浸透しているのも事実です。ただし、やはり着物を着ているということを意識した振る舞いをすることは大切なことです。最近、足を組むことがクセになっている方が非常に多いようです。これは身体の歪みが関連していると言いますが、着物を着ているときにもこのクセは許されるのでしょうか。着物を着たときには、膝...

 
 

着なれない着物を着ると、どんな風に行動したら良いのか、どう動いたら良いのか分からないという方も多いでしょう。普段の洋服のようには動けないので、それがぎこちなくカッコ悪くならないように、ここでは着物での身のこなし方についてお話ししましょう。まず、着物を着たときにはどんな場面でも常に背筋をまっすぐ伸ばしましょう。座っているとき、立っているとき、一休みしているときでさえ、背筋を丸めてはいけません。また、...

 
 

着物を着ると、いつも通りに行動できなくなってしまうことがありますね。元々、着物を美しく着こなすには、着る方の姿勢や振る舞いが重要です。どんなに美しい着付けでも、着ている方の姿勢が悪かったり、所作が美しくなければ台無しになってしまいます。立っているときも座っているときも背筋をスッと伸ばし、肩から上に手を上げるようなことはせず、袖から肘が見えてはいけません。脚を組んだり、上前が崩れるようなことがないよ...

 
 

着物を着るといつも通りの行動ができなくなってしまいますね。着物は洋服に比べると窮屈です。また、どうしたら美しく行動できるのか、分からない場合もあるでしょう。着物での外出で注意が必要なのは、トイレですね。トイレに入ったら、まず袂を帯締や帯に挟みます。上前を引き上げ、背側・下前と順番に捲り上げますが、背側は特にしっかり上げるようにしてください。捲り上げたら帯締や帯に挟んで、長襦袢・裾よけの順に捲り上げ...

 
 

振袖は、子どもや未婚の若い女性が着る着物です。江戸時代、振袖は振りのある長い小袖で、やはり子どもや未婚の若い女性が着ていました。当時女性は18才で元服し、袂を切って袖丈いっぱいの留袖にする風習がありました。後に、帯の幅が広がり、留袖にも振袖にも良く合う帯になったことにより、18才以上の女性でも袂を切らずに振袖を着るようになりました。いつの間にか振袖や留袖は、元々の意味を離れて袖丈の長さで、長いもの...

 
 

日常的に着物を着ている人は、着物の扱いも慣れているでしょうし、出し入れも多いでしょう。1年に何度も着物を着る機会がない方や、ほとんど着ない着物がある場合には、着物の保管にも気を配ってください。着物を美しく保つには、まずは正しい畳み方であることが最低限の条件ですね。これは非常に重要ですので、折り目正しく長方形になるようにきちんと畳んでください。また、刺繍や箔のものはその部分に白布や和紙を当てて、変色...

 
 

着物を着るときの足元は、草履が一般的ですね。季節や着物に合わせて草履も変えますが、最近では足が痛くならない履きやすく歩きやすい草履も多く出回っているようですね。草履は着物を着たときの歩き方を左右するものですので、実は意外と重要なのです。着物と同様に、草履には草履の保管の仕方があります。傷まないように長持ちさせる秘訣は、保管方法にあるのです。草履は、収納ケースに入れて通気性の良い場所で保管します。高...

 
 

着物美人とすれ違う時、良い香りが漂ってきたという経験はありませんか。着物を着たときの香りは、香水やオーデコロンはいただけません。お香のかおりがほのかに匂い、すれ違いざまに漂う程度が理想的ですね。香りを上手に使えるようになると、オシャレ上級者と言えるのではないでしょうか。お香は、白檀・丁香・伽羅・沈香などの天然香木の香りで、ほかにも樹木の皮や葉・根などの粉末や、乳香や安息香などの樹脂、動物性の麝香や...

 
 

着物を着る機会がなくて、タンスの中に着物をしまいっ放しにしていませんか。着物の生地である絹は、生き物のように呼吸をしています。ずっと同じ場所にしまわれていると、呼吸ができなくなってしまいます。たまには出して、呼吸をさせてあげてくださいね。また、タンスにぎゅうぎゅうにしまっていると、やはり皺の原因にもなりますし、呼吸がしにくくなってしまいます。タンスの中でも、空間に余裕を持たせてあげてください。外気...

 
 

せっかく着物を楽しんでも、アフターケアができてなければ次に着物を着ようと思った時に着物が台無しになっている場合もあります。着物は、着る前の準備、着るとき、着ているときの振る舞いも大切ですが、そのあとのアフターケアも非常に重要です。着物を脱ぐ前に、必ず手を洗ってください。手の皮脂やほこりや汚れが着物に付くと、シミや生地を傷める原因になってしまいます。それから、脱ぐ前に床に大きな紙を広げてください。紙...

 
 

着物を着たくても着方が分からない、どんなものを用意すればいいんだろう、など。「着物について何も分からない」という方は珍しくありません。最近は、成人式以外で着物を着たことがないという方も多く、また、「浴衣は気軽に着られても、着物は難しい」という方も少なくないようです。ここでは着物を着るときに必要な小物についてお話ししましょう。初心者の方にとっては、最初の一歩が最も大きな一歩になるかもしれませんね。伊...

 
 

浴衣は着物に比べて、非常に手軽に着ることができますね。夏祭りや花火大会、宵宮など、浴衣の出番は夏中何度もあるでしょう。また、普段着として楽しむこともできますし、特別なイベントじゃなくても映画やショッピングに出かけるときに浴衣を着るのも良いですね。最近では、浴衣と帯と下駄がセットになって売られているのをよく見かけます。これをワンセット購入して、手軽に着ている若い方も増えていますので、非常に喜ばしいこ...